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関西地区のエンターテイメント・不動産関連企業で『サステナビリティ経営基礎知識』研修を実施してきました。

研修の概要と目的

サステナビリティ経営の知識を学ぶとともに、業界が取り組むべき課題と自社のサステナビリティ方針を踏まえて、自分たちが行う実践的な取り組み案を考えることで、全社をあげて取り組むための序章とする。

研修内容

1. SDGsの基礎知識を学ぶ

初めは、SDGs(持続可能な開発目標)の背景や17の目標について、形式で解説しました。に関連する成功事例を紹介しました。

2. ゲームを活用した体感型学びと他業界の成功事例の共有

この体験型プログラムは、特に盛り上がったセッションの一つです。ここでは仮想社会での課題解決を通じて持続可能な未来の創造プロセスを体験しました。特に、チーム間の連携が不可欠というルールにより、多様な協力と包摂的思考の重要性を実感してもらいました。また、自分たちの経済活動によって世界の状況は刻一刻と変わっていくのだということも体感してもらいました。
ゲーム終了後は、洞察を深めるための振り返りと解説を行い、さらに不動産管理業界やエンターテイメント業界における実際の取り組み事例を共有し、ゲームでの学びを現実世界の課題解決に結びつける機会を提供しました。

3. グループワーク「社会課題解決型のプロジェクトを考える」

ここでは、参加者が所属する部署における具体的なプロジェクトを考えるグループワークを行いました。 2人もしくは3人一組(ゲームと同じ班)で自社または部署で取り組みたい社会課題解決型のビジネスや取り組みを考えてもらいました。
このプロセスを通じて、以下のような経験を得ることができます。
・多様な視点からの新たな発想
・実務に直接応用できるアイデアの創出
・イノベーティブな思考の醸成
・チームワークスキルの向上
・社会貢献と事業成長の両立可能性の探求
SDGsの取り組みは単なる社会貢献活動ではなく、社会課題を解決しながら自社も成長するという視点でアイデアを創出するというこの研修で最も重要なパートです。

4. アイデア発表とフィードバック

最後は、グループごとに考案したプロジェクトを発表し、他の班の案を聞くことで、自社において取り組める内容がまだまだ数多く存在する!という実感を得て、サステナビリティ経営は全ての人が自分ごととして捉え、全社を上げて取り組むべき内容であることを学んでいただきました。