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東京都内に本社を構える大手住宅建材卸売業者にて「管理職向けキャリア支援研修」を実施しました

2026年7月29日(水)9:00〜16:00、東京都内に本社を構える大手住宅建材卸売業者の管理職の皆さまを対象に、オンラインで「管理職向けキャリア支援研修」を実施しました。

人生100年時代を迎え、働く期間が長期化するとともに、社員の働き方やキャリア観も多様化しています。管理職には、業務の指示や評価だけでなく、部下の価値観や将来への思いに耳を傾け、本人が自らキャリアを考えることを支援する役割が求められています。

本研修では、管理職自身のキャリアや価値観を振り返りながら、部下とのキャリア対話に必要な姿勢と実践方法を、講義・グループワーク・ロールプレイを通じて学んでいただきました。

開催概要

実施日: 2026年7月29日(水)
時間: 9:00〜16:00
開催形式: オンライン
対象: 東京都内に本社を構える大手住宅建材卸売業者の管理職
研修テーマ: 人生100年時代における、多様な部下のキャリアに寄り添うためのキャリア支援

研修の目的

本研修では、次の2点を目的としました。

1.管理職自身のキャリアを振り返る

部下のキャリアを支援するためには、管理職自身が、これまで何を大切にして働いてきたのかを理解することが重要です。

価値観カードやライフラインチャートを用いて、これまでの経験や転機、大切にしている価値観を整理しました。

2.部下のキャリアを支援する方法を学ぶ

世代や生活環境によって、仕事やキャリアに求めるものは異なります。

自分の価値観を部下に当てはめるのではなく、部下の考えや希望を理解するための傾聴・問いかけ・対話の方法を学びました。

主な研修内容

6時間のプログラムでは、次の内容を扱いました。

  • 社会の変化とキャリア形成
  • 外的キャリアと内的キャリア
  • 価値観カードを活用した自己理解
  • ライフラインチャートによるキャリアの振り返り
  • 世代によるキャリア観や教育背景の違い
  • キャリア支援の基本姿勢と傾聴
  • 「場づくり・問いかけ・傾聴と対話・伴走」の4ステップ
  • 部下のタイプ別ケーススタディとロールプレイ
  • 明日から実践するアクションの設定

参加者同士で、管理職としての悩みや経験を共有する時間も設け、実際の職場を想定しながら部下への関わり方を考えていただきました。

管理職に求められる「支援的な関わり」

キャリア支援では、管理職が答えを与えるのではなく、部下自身の考えを引き出すことが重要です。

研修では、「評価する上司」としてだけでなく、「社会人の先輩」として向き合う姿勢をお伝えしました。

対話では、管理職が話す割合を2割、部下が話す割合を8割程度とし、問いかけや要約、感情の受け止めを通じて、本音を話せる環境をつくることを学びました。

研修後アンケート結果

研修後アンケートには18名から回答をいただきました。

5点満点による評価結果は次のとおりです。

  • 内容理解度:平均4.17点
  • 講師満足度:平均4.17点
  • 全体満足度:平均3.94点
  • 研修のオススメ度:平均3.72点

内容理解度では83.3%、講師満足度では77.8%、全体満足度では72.2%の方から、4点以上の評価をいただきました。難易度は平均3.00点で、概ね適切な水準として受け止められています。

アンケートから見えた受講者の変化

最も多く挙げられた学びは、「傾聴」と「相手に話してもらうことの重要性」でした。

部下へのキャリア支援として、今後取り組みたい行動には、次のような回答が寄せられました。

  • 部下の話を聴き、聞き役に徹する
  • 1on1や定期面談でキャリアを話題にする
  • 日常的な会話を増やす
  • 社会人の先輩として関わる
  • 部下の希望や強みを把握する

また、「部下のキャリアを考えることが、自分自身のキャリアを見直すことにつながった」という回答も多く見られました。

受講者の声(一部抜粋)

他の所課長も同じような悩みを持っていると分かり、励みになりました。

部下に話してもらい、自分で答えを出してもらうことが大切だと学びました。上司ではなく、人生の先輩として接したいです。

「部下のキャリアを考えることは、自分のキャリアを考えること」という言葉が心に残りました。

話を聴こうと思っていても、結局、自分が話してしまっていることに気づきました。

ロールプレイを通じて、自分の意見やアドバイスより、相手の話を聴くことが重要だと実感しました。

若手世代がキャリア教育を受けている一方で、管理職側の知識が不足していることに気づきました。

これまで半年に一度だった1on1を、今後は毎月実施したいと思います。

研修を終えて

部下のキャリア支援とは、管理職が将来を決めたり、答えを教えたりすることではありません。

部下が自分の価値観や強みに気づき、今後について主体的に考えられるよう、対話を通じて支援することが大切です。

今回設定した一人ひとりの「明日からの一歩」が、日々の対話や1on1で実践され、社員のキャリア自律と組織の持続的な成長につながることを願っています。

管理職によるキャリア支援にお悩みの企業様へ

株式会社シェアワーク研究所では、管理職向けキャリア支援研修をはじめ、1on1の実践、社員のキャリア自律、ミドル・シニア層の活躍支援など、企業の課題に応じた研修を企画・実施しています。

「管理職に部下のキャリア支援を担ってもらいたい」「1on1が業務確認だけで終わっている」といった課題がございましたら、お気軽にご相談ください。